HeyGenとSynthesiaの違い|AIアバター動画ツールの選び方
「人が出演せずに解説動画を作りたい」という用途では、映像を生成するツール(Runway等)ではなく、AIアバターに喋らせるツールが適しています。代表格がHeyGenとSynthesiaです。この2つは似て見えますが、想定している使い方が異なります。
ひとことで言うと
- HeyGen:SNS・商品紹介向け。日本語のAI吹き替えが強い
- Synthesia:社内研修・マニュアル向け。定型動画の大量制作に強い
料金体系の違いが一番大きい
| HeyGen | Synthesia | |
|---|---|---|
| 入り口プラン | Creator 月$29 | Starter 月$18 |
| 上位 | Pro 月$49/Business 月$149+席課金 | Creator/Enterprise |
| 年払い割引 | 17〜20%程度 | あり |
| 課金の考え方 | クレジット制(機能ごとに消費量が変動) | 分数ベースで見積もりやすい |
実務上の差として大きいのは、コストの読みやすさです。HeyGenはクレジット制で、高品質アバターや動画翻訳を多用すると消費が増えるため、月額の見通しが立てにくくなります。Synthesiaは分数ベースで分かりやすく、同じフォーマットの動画を大量に作る場合に予算を組みやすい構造です。
日本語対応
HeyGenは日本語音声の読み上げと、日本語へのAI吹き替え(動画翻訳)に対応しています。既存の動画を日本語化したい、あるいは日本語で喋るアバター動画を作りたいという用途に直接応えられます。
Synthesiaも日本語音声に対応していますが、強みは多言語での定型動画量産にあります。
なおどちらも管理画面は英語です。操作は英語前提で考えておく必要があります。
向いている用途
HeyGenが向くケース
- SNS向けの商品紹介・解説ショート動画を量産したい
- 既存動画を日本語に吹き替えたい
- 発信者自身が顔出しせずにコンテンツを出したい
Synthesiaが向くケース
- 社内研修・マニュアル動画を大量に作りたい
- 同じフォーマットの動画を継続的に更新したい
- 予算を事前に固めて稟議を通す必要がある
選び方の目安
個人・小規模での発信が目的ならHeyGen、組織の研修・マニュアル用途ならSynthesia、という分け方がおおむね実態に合います。判断に迷う場合は、「1本ずつ作り込む」のか「同じ形式を量産する」のかで考えると切り分けやすくなります。
前者はHeyGen、後者はSynthesiaが噛み合いやすい設計です。
※ 記載の料金は2026年9月時点の調査データです。最新の条件はHeyGen公式・Synthesia公式でご確認ください。用途から絞り込みたい場合は選び方診断もご利用ください。